筋トレ効果を高めるサプリ~その②
皆さん、こんにちは。
本日は前回のブログ、
「筋トレ効果を高めるサプリ~その①」に続きです。
前回のその①では、関連用語として、
「非必須アミノ酸」、「必須アミノ酸」、「EAA」、「BCAA」、
「HMB」、「ペプチド」、「タンパク質」についてを、簡単にご説明しました。
それら用語をふまえて、今日はサプリメントです!
【 プロテイン 】
筋トレサプリの代表格、プロテイン!
誰でも一度は耳にしたことありますよね、プロテインという言葉は。
ドラッグストアには必ずと言っていいほど売っていますから、目にする方も多いでしょう。
筋肉を強く育てる上で、欠かせないのは筋トレと、筋肉の材料となる栄養素、タンパク質!
筋トレしなければ筋肉は強化されませんし、
またその筋肉に必要な栄養を摂取しなければ、筋肉は成長できません。
タンパク質を英語に訳すと、Protain。
そう、プロテインとはまさにタンパク質そのものの事です。
トレーニング後、必要なタンパク質を吸収しやすい時間、
ゴールデンタイムである30分以内に、プロテインを摂取するのがポイントです。
プロテインについては以前にもブログに書きましたので、
2021/05/15投稿の「プロテイン」をご一読ください。
【 EAA 】
EAAはプロテインに比べると、初めて聞くという人もきっと多いでしょう。
「EAA」はEssential Amino Acidの略で、必須アミノ酸のことを指します。
必須アミノ酸は体内では生産することができず、
食事やサプリから摂取する必要のあるアミノ酸です。
EAAもプロテインと同じく、筋肉のための材料となりますが、
プロテインと異なる点は、分解という過程がないため、
吸収速度が速いという利点があります。
そしてEAAはプロテインよりも、
より筋肉に必要なアミノ酸成分が配合されていると言えます。
【 BCAA 】
BCAAとは、9種類の必須アミノ酸のうちの3種である
「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の総称で、
分岐鎖アミノ酸ともいいます。
分岐鎖アミノ酸の英語名を「Branched Chain Amino Acid」、
略して「BCAA」といいます。
筋肉中のアミノ酸の約35%はBCAAで、
筋肉の分解を抑制し、筋肉の修復を促進させ、筋力アップに効果があります。
また、疲労回復や持久力アップ、集中力アップなどの効果も高めます。
【 HMB 】
HMBはBCAAと並んで、最近ではよく聞くようになったと思います。
HMBは必須アミノ酸であるロイシンが、体内で代謝されてできる物質で、
英語名「3-Hydroxy 3-MethylButyrate」(頭文字からHMB)、
日本語表記は「β – ヒドロキシ – β – メチル酪酸」です。
サプリメント効果としては、
筋肉の合成を活性化、筋肉の分解を抑制、筋肉痛や疲労感の軽減など。
HMBと、プロテイン、EAA、BCAAとの違い
プロテインもEAAも、BCAAもHMBも、
筋肉づくりという点では、全て効果が期待できます。
しかしHMBは、直接的に筋肉の一部となるというよりは、
タンパク質合成のためのスイッチを入れるサインを出すという役割になります。
つまりHMBを摂取することにより、
プロテインやEAA、BCAAの効果をより高めることが期待できると言えるでしょう。
【 クエン酸 】
トレーニング中の筋肉中の乳酸の代謝を進め、乳酸濃度を下げるクエン酸。
乳酸が溜まると疲労感が強く感じるようになるため、
クエン酸を摂取することにより乳酸のスムーズに処理し、
トレーニング強度の維持を図る。
【 クレアチン 】
クレアチンを定期的に摂取することにより、
高負荷に耐えられるようになり、トレーニングの質が向上、
筋肥大への効果が高まる。
ということで、おすすめとしては、
① 初心者(手頃に始めたい)
難しく考えずに、運動後30分以内にプロテイン
② 初級者~中級者(筋トレ効果を意識したい)
運動30分前から運動中に「HMB」
運動後30分以内に、「プロテイン」
③ 中級者~上級者(きっちりと筋トレ効果を発揮させたい)
②に追加して、その他紹介したすべて・・・(笑)
さて今回はいろんなサプリメントを紹介してみました。
おすすめした①や②は、是非トライしてみてください。
ですが、決してサプリメント漬けにはならず、
食事からきっちりと栄養を摂取することを、念頭においていただきたいと思います。