G-prime
2023/05/19

筋トレ&プロテイン摂取と肝数値の関係性

血液検査

皆さん、こんにちは。

 

またもや前回のブログ投稿から、かなり開いてしまった・・・

 

 

 

今回は、

 

 

【肝機能数値と筋力トレーニング&プロテイン摂取の関連性】

 

 

についてを、お話したいと思います。

 

 

 

トレーニングに通って頂いている会員様の中には、

 

「毎年の健康診断で今までは肝機能数値に異常はなかったのに、

 

初めて要再検査と診断されました」と、

 

お知らせくださる方が少なくないのですが、

 

実は筋トレは、肝数値にとても関連性があります!

 

 

 

先ず肝機能数値の名称について・・・

 

■ AST(GOT)「アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ」

 

■ ALT(GPT)「アラニンアミノトランスフェラーゼ」

 

■ γ-GTP「ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ」

 

 

 

AST、ALTは肝細胞で、γ-GTPは胆管で作られる酵素です。

肝臓でアミノ酸の代謝にかかわる働きをしています。

 

 

ASTやALTの数値が高いと、肝機能異常脂肪肝などが考えられるますが、

 

それは肝臓に障害が起こり、肝細胞が壊れたことが疑われます。

 

 

 

しかしASTは肝臓だけではなく、

 

骨格筋など体の多くの組織に含まれるため、

 

ランニングや水泳などの激しい有酸素運動や筋力トレーニングをすることで、

 

筋肉が分解されると、ASTの数値も高くなります。

 

 

 

 

ALTは基本的には、肝臓にしか存在しない酵素のため、

 

肝臓に障害が起きている可能性はあります。

 

またプロテインを過剰に摂取している場合も、

 

肝臓に負担をかけている恐れがあります。

 

 

 

 

γ-GTPはアルコールに敏感に反応するため、肝障害がなくても、

 

普段からお酒を頻繁に飲む方は、数値が高く出やすいです。

 

 

 

 

ということで、

 

ハードな筋トレをしていて、プロテインも摂取している方は、

 

比較的に肝機能数値が高く出やすいです。

 

 

 

ただし特に筋肉痛が出てなく、

 

プロテイン摂取や運動を3~4日はしていないのに、

 

それでも肝数値が高く出た場合は、

 

やはり再検査を受けられる方が良いでしょう。

 

 

 

 

肝機能数値が高く出る可能性があることだけを除けば、

 

筋トレ(運動)や食事管理で、

 

劇的に血液検査結果が良くなります!!

 

当ジムの会員様たちはみな、例年よりも数値が良くなり、

 

医師からも褒められたと、喜ばれています!!