筋トレ&プロテイン摂取と肝数値の関係性
皆さん、こんにちは。
またもや前回のブログ投稿から、かなり開いてしまった・・・汗
今回は、
【肝機能数値と筋力トレーニング&プロテイン摂取の関連性】
についてを、お話したいと思います。
トレーニングに通って頂いている会員様の中には、
「毎年の健康診断で今までは肝機能数値に異常はなかったのに、
初めて要再検査と診断されました」と、
お知らせくださる方が少なくないのですが、
実は筋トレは、肝数値にとても関連性があります!
先ず肝機能数値の名称について・・・
■ AST(GOT)「アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ」
■ ALT(GPT)「アラニンアミノトランスフェラーゼ」
■ γ-GTP「ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ」
AST、ALTは肝細胞で、γ-GTPは胆管で作られる酵素です。
肝臓でアミノ酸の代謝にかかわる働きをしています。
ASTやALTの数値が高いと、肝機能異常や脂肪肝などが考えられるますが、
それは肝臓に障害が起こり、肝細胞が壊れたことが疑われます。
しかしASTは肝臓だけではなく、
骨格筋など体の多くの組織に含まれるため、
ランニングや水泳などの激しい有酸素運動や筋力トレーニングをすることで、
筋肉が分解されると、ASTの数値も高くなります。
ALTは基本的には、肝臓にしか存在しない酵素のため、
肝臓に障害が起きている可能性はあります。
またプロテインを過剰に摂取している場合も、
肝臓に負担をかけている恐れがあります。
γ-GTPはアルコールに敏感に反応するため、肝障害がなくても、
普段からお酒を頻繁に飲む方は、数値が高く出やすいです。
ということで、
ハードな筋トレをしていて、プロテインも摂取している方は、
比較的に肝機能数値が高く出やすいです。
ただし特に筋肉痛が出てなく、
プロテイン摂取や運動を3~4日はしていないのに、
それでも肝数値が高く出た場合は、
やはり再検査を受けられる方が良いでしょう。
肝機能数値が高く出る可能性があることだけを除けば、
筋トレ(運動)や食事管理で、
劇的に血液検査結果が良くなります!!
当ジムの会員様たちはみな、例年よりも数値が良くなり、
医師からも褒められたと、喜ばれています!!